これから免許を取るために自動車学校に通う方も増えると思います。
免許を取れてから車を探すより、今のうちからある程度の目星をつけていた方がモチベーションが上がる方が多いと思います。
自分が車の営業をしていた時に感じた、車の運転が苦手な方や免許取り立てで不安という方にお勧めの車の特徴を解説できたらと思います。
目次
①自分に合った車選び
車は安い買い物ではないですし、洋服みたいにあれもこれも何台も買うのは中々難しい方が多いと思います。
そうなると今回買う1台に色々な希望を詰め込んでしまい、希望にぴったり合う1台が中々見つからなくなってしまう方も多くいました。(特に初めて車買われる方に多いと思います)
そういう方と商談するときにまず何が一番重要なのかを聞き取ります。
- デザイン(内装・外装等)
- 予算
- 性能
どうしても外せないのがデザインであれば多少予算からはみ出ても良い車があれば買われる方が多いですし、予算重視であれば距離や色などは多少希望と違っても予算内で収まる車を選ばれる方が多かったです。
まずは自分が何を1番に優先するのかを決めてから、2番目に欲しいものを選択していくと自分の中でなんとなくイメージが出来上がっていきます。
例)デザイン(セダンの黒)⇒予算(100万まで)⇒距離(10万km以内)⇒性能(安全性)
上の例で行くと、セダンの黒にどうしても乗りたい!が一番に来るので安全性能がなくても予算距離まで合うものが見つかれば買われる方が多いです。
しかし優先順位をつけていないと安全性能ついてないから、それさえあれば買うんだけど。と言われることがあります。
予算の面でいうとローンを組むという選択肢もあります。
予算より20万高いけど欲しい車が見つかった。その時は全額ではなく20万だけを24回払いなどで組んで余裕が出来たら一括返済してしまえば予算の枠が増やせることもあります。
ローンなどの事はここで解説していますので良ければ見てください
②車の色による違い
人気色と言われるのは、白・黒・パールホワイトです。
次いで、シルバー・ガンメタなどがありパステル系の色という様に段階分けされています。
白・パールホワイトは小傷(研磨すれば消える程度)が目立たない代わりに埃汚れ(ミラー下に黒い線が出来たり)などが目立ちます。
黒は小傷が目立ち夏場などは車内に熱がこもりやすいですが、埃汚れなどは目立ちにくいです。
シルバー系は小傷も目立ちにくく汚れも目立ちにくいです。
買取ベースの話でいうと、人気色と言われる3つが売る時も若干高くなります。
ご自身の生活・家庭環境に合わせて買われるのが一番だと思います。
例えば小さいお子様がいらっしゃる場合、黒を買ってしまうと外で遊んでいる子供が傷などをつけてしまいストレスで次は絶対白にする。と言われる方もいました。
また砂利道や工場などが近くにあると埃がすごく白だと洗車が追い付かないから黒が良い。という方もいました。
意外と感じたのは車の色によって夜間などの事故などが若干変わるように思いました。
黒や濃い紫などより白やシルバーなどの方が事故などが若干少ないように思います。
実際にお客様などに話を聞くと、暗い色は夜にボディーラインがぱっとわからなくて距離感がつかめずポールやガードレールに当たってしまった。ということが何回かありました。
もちろんしっかり見ればわかることですが、走行中にサイドミラーなどを凝視するわけにもいかないので夜間の損傷が増える印象でした。
明るい色は相手側からの視認性もよくなりますので、そういう意味でも安心材料になるかと思います。
③性能面での違い
性能面で気にされることが多いのは大体この2つになります。
- 燃費
- 安全性能
燃費とはガソリンや軽油などの単位容量あたりどれだけの距離を走行できるかを示す指標です。
日本では一般的に「1Lあたり何km走れるか」を表す「km/L」という単位が使用されています。つまり、この数値が高い車ほど1Lあたりの走行距離は長くなるため、燃費がよい車(低燃費の車)であるということになります。
基本的にはハイブリッドがやはり25~35km/ℓと低燃費になる傾向にあります。
また同じ燃費でもハイオク〉レギュラー〉軽油(ディーゼル)の順番で安くなっていきます。
通勤などで市街地を長距離を走る方はハイブリッド、山道などアップダウンが激しい道を通る方はディーゼルを買われる方が多いです。
市街地では止まって発進してが多くなりますので、ハイブリッドやアイドリングストップがついている方が燃費が良くなります。
安全性能は衝突軽減ブレーキや追従性クルーズコントロール、レーンキープアシストなどがあります。
メーカーにより呼び名が違います。
スバル:アイサイト
トヨタ:セーフティーセンス
ホンダ:ホンダセンシング
ダイハツ:スマートアシスト
スズキ:セーフティーサポート
等となっています。
各社特色はありますがざっくりと安全性能で進めていきます。
日本には、車の安全性を客観的に評価する「自動車アセスメント」というものがあります。
「自動車アセスメント」とは、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が一体となって行なっている事業で、様々な安全性能に関する試験を行い結果を公表しています。
詳しくはまたの機会に説明を作りたいと思いますが、現状一番点数が高い車両はスバルのレヴォーグでした。
燃費も安全性能もあればその方が良いですが、その分金額も上がってしまいますので自分のご予算と相談していきましょう。
④まとめ
一番は自分が気に入った車に乗ることです。
その中でも安全性能や燃費など自分がどうしても譲れないものは何か検討していくのが良いと思います。